森本の作家たち
石川県は、伝統工芸輪島塗や、九谷焼、加賀友禅などをはじめ、さまざまな伝統工芸があり、また、21世紀美術館を中心に現代アートもさかんな地域です。金沢の北に位置する森本も、独自の世界を持った若手作家たちが集まる地域として注目されています。
陶芸作家 戸出克彦
素地作りから上絵付けまでいくつもの工程を分業するのが九谷焼の基本。なかでも絵付けにそのすべてがあるといわれているが、戸出はあえて土選びからはじめ、色絵までを一貫して一人で行う。祖父から数え、金沢九谷の3代目。
アトリエ:〒920-0153 石川県金沢市宮野ト74 TEL:076-257-5951 |
友禅作家 戸出亜子
作家からのコメント「秋の気配を感じながら・・・・ときに、心静かに暮らしを慈しむ。そんな暮らしのひとコマのものづくりを目指していきたいです」
アトリエ:〒920-0153 石川県金沢市宮野ト74 TEL:076-257-5951 |
ガラス作家 山之口徹
吹きガラスではなく、鋳型に流し込んで焼くキャストガラスを専門とする。花器、食器、インテリア小物など、どれをとっても独特の雰囲気が漂う。97年に金沢へ移住。婦人は漆芸家の絵里子さん。夫婦二人三脚によるガラスと漆のコラボレーションにも取り組んでいる。
アトリエ:〒920-0154 石川県金沢市正部町と5 TEL:076-257-4072 |
二俣和紙作家 斎藤博
300年の歴史を持つ二俣和紙作家。「加賀友禅にヒントを得て、やわらかな色彩の友禅和紙をつくりあげました。漉きあげた地紙に、染色した楮(こうぞ)を漉いて重ねていく友禅和紙をぜひご覧ください」
アトリエ:〒920-1102 金沢市二俣町い8乙 TEL:076-236-1062 |